デザインプロセス:meroの美学
ジャパンディ・インテリアデザインをこよなく愛する私たちmeroのスタイルは、[EAST x WEST]の融合から深く影響を受けています。
「ジャパンディ」とは、日本の美学と北欧の美学から素材や要素を取り入れ、調和のとれた落ち着いたスタイルを生み出す、ミニマルで時代を超越した、機能的なデザイン。
私たちは、ジャパンディスタイルのリビングルームで、ママのコーヒーテーブルに置いても素敵なインテリアになるようなデザインオブジェクトとして『meroware』を考えています。落ち着いたカラーとシンプルなシルエットに、どこか愛らしい丸みのあるプロポーションを組み合わせることで、mero独特の美学が生まれます。
私たちのデザインスタイルは、日本のデザインと北欧のデザインの要素を融合させ、親しみやすさの中に、ちょっとした驚きを感じさせるエッセンスを加えています。私たちは、すべての商品が親しみやすく、手に取りやすく、それでいて洗練された美しさを持つことを目指しています。
コンセプトデザインの段階では、チームはさまざまな視点からユーザーの課題に取り組み、使用シーンについて議論を重ねます。食文化によって食品や飲料の内容や温度が異なるため、製品の意図する用途が性能要件に影響を与えるからです。チームでは、意見交換会のようなかたちでママたちからのさまざまな意見を取り入れています。ヨーロッパ、日本、台湾のユーザーの習慣を融合させ、デザインのバランスを決めていくのです。
アジアでは、「幼児の自立」という概念はまだ新しいものです。そのため、私たちはシンプルさを追求しながらも、便利な機能を備えることを目指しています。こぼれ防止や滑り止め機能は、純粋なミニマルデザインにはない、私たち独自の機能です。
私たちのチームはさまざまな文化的背景を持つメンバーからなり、merowareの融合スタイルは、その多様性を反映しています。